【 睡眠コラム 】気楽に眠りましょう

睡眠時間を削って、何かに夢中になってしまうことはありませんか?

先日、マイクロソフトを築き上げたビル・ゲイツが、30 代や 40 代の頃、無我夢中で極力睡 眠時間を削って働こうとしていたが、現在はその考えを 180 度変え、睡眠トラッカーを使 って睡眠スコアをチェックし、十分な睡眠をとるようにしているというニュースが話題を集めました。十分な睡眠で、記憶力の向上&アルツハイマーを予防するという睡眠重視の話です。

 

夢中になれる何かがあることもとても素敵なことです。ただずっと睡眠不足の状態が日常 化してしまっている状況は、エンジンに負担がかかったまま、アクセルを踏んでいるのと同 じ状態を招いてしまうかもしれません。100%のパフォーマンスを発揮するためにも、自身 や大切な周りの方の健康のためにも、日々の『睡眠負債』を返済していく、できることから 1 つずつ、生活習慣を整えていきましょう。

 

まずは就寝 30 分前にはスマホや PC を見ないように頑張ってみること。いつもよりぐっす り眠れて、すっきりと目覚める手ごたえを感じられるはずです。生活リズム、睡眠環境を整 えて、寝つきや睡眠の質を改善しましょう。

 

ぐっすり眠れなくなるときは、誰にでも訪れるもの。 確かに、そうですよね。「快眠」を求めすぎないことも不眠解消の第一歩。 「眠らなければいけない」「眠りたい」と悩んで眠れなくなっていることもあります。 ベッドで目をつむって横になっているだけで、眠っているのと効果は変わらない、そんな風 に気を楽に持つことも肝心です。寝不足に対する不安をなだめましょう。

 

自分をリラックスさせる方法に焦点をあてることもひとつです。意識していなくても、緊張 が強いられている状況ではありませんか?ゆっくりお風呂に浸かったり、読書をしたり。好 きな景色を眺めたり。音楽を聴いたり。休息のパワーに体を委ねてみるのも大切です。

 

少し運動することも、最近の研究では脳への血流を増やし、気分や認知機能を高めることに 繋がると言われています。

 

夜の睡眠に影響しない範囲の昼寝(15 分ほどの仮眠)も効果的です。パワーナップとも呼 ばれます。

 

一日のうち、無意識下で過ごす睡眠時間。まずは6~8時間の確保を目指しましょう。 その時間を快適に過ごすことを大切に、睡眠環境を整えていきましょう。日中のパフォーマ ンスをあげる工夫をひとつずつ、取り入れてみてください。

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